2016年のはじまり

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    明けましておめでとうございます。
    昨年は転職,転居,そして全く新しい仕事と我が家にとって大変な年となりました。
    週末の講演活動やNGO活動がなくなり,その分本務に集中できるようになりましたが,忙しさは前職以上で夢でも仕事をしている毎日です。おかげで8kgほど痩せましたが,軽くなった分,動きが軽やかになった気がします。
    神戸は港町ですし,我が家のベランダからも大阪湾を臨めることができますが,転居転職してからは海に行く理由が無くなり,また移動の手段も断たれ,海に行きたいという欲求もなくなってしまいました。これには自分でもびっくりしています。片道2時間は平気で海を求めて走り回っていた昨年が嘘のようです。
     一方で,我が家のすぐ裏には摩耶山があります。家からでれば3分以内で山の中です。毎週末,朝食後は2時間のハイキングに出かけています。まだまだ未踏の道が残っており,鹿児島の海に秘密基地を捜し毎週通った20代の頃と同じうきうき感で山を走り回っています。この摩耶山からは,キラキラ光る大阪湾が一望できます。小学校,中学校の頃よく通った泉南の海も遠くに見ることができます。遠くから眺めるときれいな海ですが,大阪や神戸の街中にはやっぱりごみが目立ちます。きれいな海を求めて九州に逃げ出した私ですが,30年を経て帰ってきました。今年の年賀状は,きらきらと現実,思い出と現実,そんな思いを込めて描きました。
     これまで職業指導の授業で「キャリヤとは,人が生涯の中で様々な役割を果たす過程で自らの役割の価値や自分と役割との関係を見いだしていく連なりや積み重ね(中教審答申)」であると教えてきました。私にとって大学教員としての役割を積み重ねて行くこともキャリアの一つですが,海ごみ問題でいろんな方にお会いしていろんな考え方や生き方に接するうちに,私の役割は本当に今のままでいいのかという考えが芽生えるようになってきました。海ごみ問題の解決はまだまだ先で終わりのない活動です。でもあきらめた訳ではありません。社会の中で自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現していく過程を「キャリア発達」と言います。これまでの環境から飛び出して,いろんな人と出会い,汗をかき,話をしながら新しいアイデアで問題を解決して行くうちに,新しい海ごみ問題の解決手法がみつかるかもしれません。新しい仕事でいろんな仕事をされている方を訪問するたびに社会は深いと感じています。いろんな仕事が網の目のようになり社会を作り上げています。その網に絡まった海ごみ問題,まだまだ解決は遠いですね。
    今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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