桜島の奇岩たち

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    30代の頃,私はシーカヤックのガイドとして鹿児島の海の素晴らしさを多くの人に伝えるんだと,シーカヤック大会やツアーの企画をしてきました。皆さんのすばらしいという驚きの顔と楽しかったという笑顔が見たいという思いで。
    その後,海ごみ問題と関わり,こちらでも多くの人のなるほどという驚きと楽しかったという笑顔を求めて活動してきました。さて今回は昔の思いにちょっと戻ってみます。

    先週大学院生の調査で,久しぶりに桜島周辺を海から一周する機会を得ました。残念ながら今度はモーターボートです。調査の内容は別の機会にお話ししますが,今回は当時シーカヤックで見つけた桜島周辺の奇岩たちの現状を紹介します。


    まずは「地球儀岩」。
    溶岩の上に丸い溶岩が乗ってます。
    押せばころりとおちてしまいそうな石ですが,まだ健在。周りの松の木が大きくなって昔の「背景に白煙を吐く桜島」という幻想的な雰囲気はなくなってしまいました。これも時の流れですね。


    「カエル岩」丸い目が特徴です。
    ツワブキの黄色い花には,かごしまでのキーパーソンとの出会いの思い出があります。


    「プーさん岩」。
    プーさんがコップのミルクを飲んでいるところ。わかるかなあ。


    これはステゴザウルス岩。
    残念ながら特徴の背中に立つ骨質の板状の溶岩が特徴でしたが,崩れてしまっています。現在はトリケラトプスに似ていますね。このように崩れてしまっているのもあります。「桜島に吠える犬岩」は,台風であごから上が折れてしまってもう見ることができません。干潮の時に現われるこの岩は,桜島フェリーからもよく見えました。


    最後に「赤ずきんちゃんとオオカミ岩」。
    この岩,いつも左側から進入して発見されるため,最初は大きなずきんをかぶった頭に見えますが,回り込むとオオカミの顔をしたおばあさんが現われます。ずきんをかぶったオオカミ岩っていうのが正しいかもしれません。

    よりみちクルーズなど,ジオパークとして注目を集める桜島。でもカヤックなら海岸ぎりぎりを回ることができ,溶岩が光の具合でいろんなものに見えてきます。どのように見えるかは,みなさんの心の目次第。まだまだ他にもあります。ぜひみなさんも心の目で自分だけの秘密の場所を見つけて下さい。なお場所は秘密です。

    残念ながら現在桜島周辺では昔使えた漁港の斜路が使えなくなっています。

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