英虞湾にやって来た

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    高校時代,近鉄鶴橋駅で毎日,「賢島ってどんなとこだろう」と近鉄特急の終着駅に思いを馳せていた。
    伊勢神宮でもなく,鳥羽でもなく,近鉄の終点が賢島である理由を知りたかった。
    あれから30年,ついて賢島の先にある英虞湾にやって来た。

    理由は,15年前から取り組んでいる発泡スチロール製フロート対策(発泡スチロール破片対策)の第6弾として,適正処分の動きが始まったこの地を見ておきたかったからである。
    最初に訪れた御座白浜は,夏の名残がまだ残るきれいな海岸であったが,フロートが一つ漂着していた。
    やっぱりね。ということで隣の浜へ。

    きました!入口に積まれた廃フロート。やっぱり何も進んでないんだ。

    海岸には不法投棄もあり,さらに発泡スチロールの破片もありで,アドレナリンが噴出!
    やる気が出てきた。

    しかしここはリアス式海岸。地図と写真で下準備をした際に砂浜がないことをわかっていたが,まさかほんとにないとは。
    地図にないものは実際行ってもあるわけがない。簡単なことだが,行って見ないと納得できない。
    森の中から入江の覗き込むばかり。

    別荘地の階段を下りても緑色の海があるだけ。

    日が沈む頃,ようやく次郎六郎海岸で砂浜に出会った。それと発泡スチロール破片とも。
    今回の調査でわかったことは,英虞湾ではカキ養殖の筏や真珠養殖のブイ,港の桟橋などに発泡スチロール製フロートが使用され,道路脇にも野積みされていること。これはこれまでの他の地域と同じ。

    しかし,ここはリアス式海岸。英虞湾には海のフィルターである砂浜がない。
    なので発泡スチロールの破片は,海面を漂い続けることが予想される。
    カキと真珠以外にも,アオサノリの産地である英虞湾,五ヶ所湾。
    もし漂い続けるならば,アオサノリへ混入しないのか,心配になってきた。
    でもこの網が張られているのは湾の北側の奧。
    本番の冬は,北風でごみが流れて来ないのかもしれない。

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