台湾旅行記(2):台湾の海ごみ問題

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    台湾の海ごみ問題についてお話ししなければなりません。

    以前にも書きましたが,現地のごみ問題については,話を聞いたり海岸を見るだけではなく,やはり現地に行っていろんな人といろいろしゃべったり,一緒に行動して汗をかいたり,海岸以外の場所を歩いて,その地の空気と文化を学びながら,その背景を感じ取る必要があります。

    噂の通り,クリーンアップをして感じたのはストローとプラスチックコップの多さです。
    台湾は,やはり暑い国。日本のように水道の水が直接飲めないことから,飲み物が欠かせません。
    しかしアメリカや韓国もそうですが,日本のように街中には自動販売機がありません。
    最近,台湾にもコンビニエンスストアがたくさんできたようですが,そこで登場するのが屋台です。
    屋台では美味しそうなフルーツジュースを販売しています。マーティン博士もプラスチックストローの味,いやマンゴージュースの味を試飲。

    そうなんです。台湾では,マンゴー,パッションフルーツ,バナナ,リンゴ,スターフルーツ,仏陀の頭,ドラゴンフルーツなどなどたくさんのフルーツが獲れます。なのでどこで作ったかわからない缶やボトルに入ったジュースを飲むよりも,目の前で絞った新鮮なフルーツジュースをその場で飲むのです。

    屋台ではジュース以外にもお茶も売っています。しかしこれらがすべてプラスチックコップに入って,必ずと言っていいほど蓋とストローが付いてきます。さらにそのジュースはレジ袋に入れられるので,飲み終わればプラスチックコップと蓋,ストロー,レジ袋の4点が一度にごみとなってしまいます。

    例えば台湾では,1年間に180億枚のレジ袋が使われているそうで,毎日一人が2.1枚を使っていることになります。まあこんなに使われているので,あっちこっちに散乱するのは無理はありません。日本の屋台は夏のお祭りの時ぐらいしか見ませんし,コップとストローはかき氷ぐらいにしか使われないので,日本ではそれほど問題にならないアイテムですが,国が違うと問題も大きく変わってきます。台湾でこのプラスチック問題を解決するためには,台湾の屋台文化を変える必要があるりますが,でも文化を変えることはそう簡単にはできません。たとえ屋台を自動販売機に置き換えることができたとしても,飲物がカップ+蓋+ストローから缶やペットボトル(ボトル+キャップ)になるだけで,問題は解決しません。屋台も飲物も台湾にとっては必要なものですので,両者を生かした解決は,本当はかなりむずかしい問題です。学生たち,がんばれ!

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