水産学部公開講座「かごしまの旨い魚たち2」報告

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 ととけんの締切も5/31(金)に迫ってきました。現在鹿児島会場での受検者は124名と昨年に比べ−100名。最後の伸びに期待したいところです。そのためにも,プレイベント「かごしまの旨い魚たち2」の総括をします。


 週間天気予報では雨だったので,看板はラッピングし,案内版はラミネートして準備万端。朝の天気予報を見ると何と晴れ。これはなんてラッキーなことでしょう。きっといいことが待ってるはずです。昨年は120名を越える申込をいただきましたが,今回は63名と半分。昨年は開催前に南日本新聞に掲載され,その影響で締め切り後にどどどっと増えましたが,今年は残念なら告知がなく,MBCラジオの力も及ばずという結果です。
 朝の準備をしていると,魚水会鹿児島支部前支部長から「おおすみ岬漁協の組合長から石鯛をいただいたよ。」という電話。やっぱりいいことがありますね。昨年は,展示やら警備やらといろんなことをやりましたが,今回は段取りもわかったのでシンプルに準備です。

水産学部長の開会の挨拶の後,早速授業1がスタートしました。  

授業1:私のかごしま魚楽(さかながく)/鹿児島県南薩地域振興局水産係 森島義明さん
 魚の楽しみ方は,人によって千差万別,楽しむ方法も様々です。食べて楽しむ,見て楽しむ,とって楽しむ…文化を楽しむというのも「アリ」ですね。魚の楽しみ方は音楽のオーケストラのようにハーモニーでさらに楽しみましょうというお話でした。南北600キロの広がりを持つ鹿児島県の水産業を20年以上水産技師として係って来られた実に味のあるお話でした。

授業2:さつまあげの不思議/鹿児島大学水産学部准教授 袁 春紅さん
水産加工食品の中で主力となる練り製品。日本国内にはいろんな練り製品が地域の文化の中で生まれてきました。最近では中国や東南アジアでも食されるようになっているそうです。特に中国では淡水魚からかまぼこやちくわ等を作るそうですが,川や湖の環境は,夏と冬とで水温が大きく変化します。この過酷な環境変化に耐えるため,淡水魚の中には季節によって筋肉タンパク質の構造を変えるものがあるそうです。なので冬と夏で作り方を変えないといけないらしい。授業の後は鹿児島を代表する水産食品「さつまあげ(つけあげ)」の試食で,頭と舌で勉強しました。

授業3:おいしい魚の作り方と獲り方(鹿児島県漁協青年部連合会)
1.トビウオ
  トビウオ漁獲日本一の屋久島・安房(あんぼう)で、トビウオ・シイラ・メダイ・ダツなどの薫製を作っている「けい水産」の田中啓介さんによる「独自製法生ハムタイプ」の燻製作りのお話。内緒のお話を惜しげもなくお話しされました。世界を旅してたどり着いた屋久島でさらに燻製と出会うまでのお話に一堂,聞き入ってしまいました。試食では,独特の香りが会場を包み込み,屋久島の香りを楽しむことができました。
http://www.keisuisan.com/

2.キビナゴ

 キビナゴの島と呼ばれる甑島。今年はキビナゴ漁の動画が放映され,そのきらきら光る宝石のようなキビナゴを丁寧に取り上げる姿に見入ってしまいました。夜中にこんな苦労をして獲っていることなんて,知らなかった方がほとんどのはず。試食では,ししゃもの4倍もあるカルシウムをいただくにはもってこいの甘辛味の唐揚げと,きれなキビナゴずし。裏方で一生懸命作ってくれました。
http://www.koshikinosato.com/

実習4:かごしまの旨い魚たち試食会(鹿児島県漁協青年部連合会)

 試食では,上記「トビウオの生ハム風燻製」,「キビナゴ唐揚げ」,「キビナゴずし」以外にも,株式会社九州中央魚市様から「さつまあげ」,垂水漁協青年部様から日本一の生産量を誇る「カンパチ(桜勘)」とおおすみ岬漁協組合長様から佐多岬の定置網で獲れた「イシダイ」を提供いただきました。皆様ありがとうございました。


 また当日裏方では,鹿児島県漁協青年部連合会会長の中馬さんが甑島漁協青年部の皆さんと一緒に試食の準備をしていただきました。ありがとうとざいました。
 みなさまのととけん合格を祈念しております。

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