かごしま丸遠洋航海報告(5)/NHKニュース

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    10月19日,まだまだ航海の報告が終わっていないのに,NHKでニュースが流れました。

    「東日本大震災による津波で海に流出したがれきの一部とみられるものが、1年7か月たった現在も太平洋の西側の海域に漂流し続けていることが鹿児島大学の研究チームの調査で分かりました。研究チームでは「海洋の自然環境にも大きな影響を与えることになり、今後も調査を続けたい」としています。

     調査をしたのは、鹿児島大学の藤枝繁教授の研究チームで、津波で太平洋に流れ出したがれきの実態を調べるために、ことし8月から先月にかけて日本とハワイの間を練習船で航行し、目視で調査を行いました。
     その結果、発泡スチロールやプラスチック、それに漁業用のブイや木材など900余りの漂流物が確認され、捕獲したマグロの胃からもこうした漂流物が見つかりました。すべてが震災のがれきとは言えないものの、被災地で使われていた漁具なども含まれているということです。太平洋に流出したがれきは、一部が北アメリカの沿岸に漂着していますが、環境省のシミュレーションでは、一定量が海上を漂流し続ける可能性があるとされています。藤枝教授は「がれきは海外の沿岸に漂着するという問題もあるが、漂流し続けると魚や鳥類が食べるなど海洋の自然環境にも大きな影響を与えることになり、今後も調査を続けたい」と話しています。この調査結果は、20日、長崎県対馬市で開かれる「漂着物学会」で発表されます。(NHKニュース/2012.10.19)」

    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121019/k10015871761000.html

     結果公表するチャンスでニュースにしたいと言うNHKからの希望で,対馬での漂着物学会前日に収録,放送となりました。夕方17時のニュースでしたので,今回はご覧になった方は少なかったようです。研究チームというと何かすごい研究者がそろっているように聞こえますが,実際は当直で調査に協力してくれた学生と乗組員という「かごしま丸チーム」です。工夫をしながらどんな場面にも対応していく,本当にすてきなチームです。


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