うみそうじんTシャツを作ってみた

昨年,震災起因漂流物の調査でワシントン州オリムピック海岸に行った際,街中に沢山あるインディアンの絵,特に目の描き方が気に入りました。また北米西海岸では,たくさんの芸術作品がお土産として販売されていました。日本のお土産屋とはかなり違い,ちょっとした美術館です。あまりに高価なので,買い物することもできず,それなら自分で作っちゃえと年賀状用に「うみそうじん」を描いてみました。

これがインディアンの絵にインスパイアされたうみそうじん。
せっかくなのでこれを原画にTシャツを作ってみることにしました。
しかし,Tシャツのことなど全く考えず色を塗ったため,色数は多いし,グラデーションも使っています。
諦めてかけたとき,ネットでTシャツ用のインクジェットプリントがあることを知り,試してみることにしました。
そのうたい文句には,製版代不要で、柔らかくなめらかな仕上がりになること,フルカラー対応なので、写真等のグラデーション表現に最適!とあり,これならばと注文しました。

私としてはインクが生地にしみ込むイメージで,柔らかく染めたような感じなると期待したのですが,出来上がりは写真でもわかる通りべたっと塗った感じで,背中だったら椅子にインクが写ってしまうのではと心配なくらいです。
これはプリント屋さんが悪いのではなく,全面に色を塗ってしまった私の責任。
線を細くし,色を塗らない箇所をもっと作らないといけませんでした。
ちなみにインクジェットプリントは製版がないので,少ロットでも値段は高くありません。(シルクプリントに比べれば)
それでも請求書を見てびっくり。
プリント代のみで5,900円。
初めは家族4人で2枚ずつと思ったのですが,1枚7,000円近くするTシャツは一人一枚で十分でしょう。
高価な勉強代となりました。
ということで,今回の反省を踏まえ,単色細線で攻めるDASA-9の絵も描いてみました。
ただし首から下はリアル弟のため,可愛くないということで,今のところTシャツまでにはなりそうにありません。

- 2014.06.17 Tuesday
- DASA-9&うみそうじん
- 19:28
- -
- trackbacks(0)
- -
- -
- by seafrogs