再び鹿児島

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    3年3月生活した神戸を離れ,2018年7月1日より再び鹿児島大学に戻りました。今度は以前の水産学部から離れて,郡元キャンパスの一番西にある南九州・南西諸島域共創機構/鹿児島大学産学・地域共創センターとなります。南九州から南西諸島の地域や企業の発展を大学の研究から支援するという部署です。これまでいろいろとお世話になってきました鹿児島の皆様のためにお仕事できることにとてもワクワクしています。またそれ以外のご相談も受け付けています。海ごみ問題や非破壊検査のご相談は大歓迎です。お気軽にご連絡下さい。

    〒890−0065

    鹿児島市郡元一丁目21−40

    鹿児島大学/南九州・南西諸島域共創機構

    産学・地域共創センター

    連携推進部門 特任教授

    藤枝 繁

    TEL: 099-285-8664

     


    神戸生活3年3ヶ月

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      この風景を見れるのも,昨日6月29日で最後となりました。

      3年3ヶ月過ごした神戸生活も明日の朝で終わりです。

      電磁波レーダを使用した非破壊探査の仕事は,いろいろな土木建築改修現場の皆さんからのお困りを解決する仕事で,とてもやりがいのある仕事でした。また現場での仕事だけでなく、問題解決ツールの開発や技術指導等,まだまだアイデアがあったのですが,実現できずに残念です。お客さんの期待に応えられなくなることは,大変申し訳なく,後ろ髪を引かれる思いですが,次の職場でも私が出来る範囲でご相談に応えられればと考えています。

      一方、プライベートでは,仕事のプライベートの境が分からないほどいろいろな仕事をしてきた鹿児島時代と異なり,120%本業という日々でした。そのため,せっかく関西に帰ってきても知人に会うこともできず,また三ノ宮にショッピングや飲みに行くこともなく,神戸の知識は以前と全然変わっていません。また海ごみ問題に係る時間もとれず,相談を受けても十分な対応ができませんでした。さらに漂着物学会の事務局仕事も帰宅後の対応となり,会員の皆さんには大変ご迷惑をかけてきました。週末はなんとか時間を作って摩耶山を走り回ってきましたが,やはり海ほど刺激がなく,完全燃焼という訳には行きませんでした。

      これからは少しは海に近くなるので,また真っ黒に日焼けして全国を飛び回ろうと考えています。

      これで天草,鹿児島,神戸と続いた私のキャリアも,「第4章 再び鹿児島」になります。さてさてどうなることやら。これから引っ越しの準備ですが,乗船前ぐらいの何のかわりもない土曜日です。

       


      神戸近況

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         ブログを更新する時間もなく,神戸ので半年が過ぎました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
         我が家の窓からは大阪湾,遠くに関西空港が見えます。海の見える生活となりましたが,海に行く機会がほとんどなくなり,先日漂着物学会で徳島の海岸をほんの少し歩いたのが半年ぶりでした。こんなに急に関心が薄れるのかと思うぐらい,自分でも海への執着がなくなったのにびっくりしています。新しい仕事では,週の半分ほどが出張で,朝早くから夜遅くまで走り回っています。営業でいろんな方とお会いし,お話しするのはとても楽しいものです。これは海ごみ活動で得たやりがいの一つです。
         神戸に来てから海に行けなくなったので,週末は1時間ほど裏山の摩耶山登山道探索をし,いろんなルートを確認してきました。誰にも会わない裏ルートは秘密基地を探索しているようで,かつて鹿児島の海を毎週末探索したのを思い出します。先月,漂着物学会の大会が終わって週末の事務仕事からも解放され,引っ越し後の家の整理もようやく終わったので,本格的に摩耶山登山道探索ができると思いきや,2週続けて週末雨。来週は摩耶山山頂を目指そうと思っています。
         海に行かなくなってからすっかり筋肉が落ちたのか,5kgほど痩せました。おかげでぱっつんぱっつんだったスーツも少し余裕がでてきました。久しぶりにお会いする人にはびっくりされますが,本人はいたって健康です。
         さて今の我が家の課題は,冬の寒さ対策です。秋がある神戸には,鹿児島とは違った冬があるはずです。引っ越しで「こたつ」が無くなった我が家では,次男が誕生日プレゼントで「こたつ」を要求。それが保留になったので,今度はクリスマスプレゼントでと訴えています。次男曰く,「こたつは男のロマン」。これが我が家の一番の課題です。
         

        鹿児島大学水産学部退職の挨拶

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          皆様へ
           本来ならば,皆様の前でご挨拶をするべきところですが,鹿児島にはたくさんの思い出があり,皆さんの前でご挨拶すると涙が止まらず,最後までお話ができる自信がありません。そこでこれまでの経緯と現在の心境をここに記し,退職のご挨拶とさせていただきます。
           熊本県立水産高校の教員募集を知ったのは,専攻科に入学した春の航海でした。敬天丸のブリッジで湯脇船長から「君の田舎は天草だろ,受けてみないか。」と声をかけられ,遠洋航海で帰港後すぐに採用試験を受けました。きっと色の黒さで合格したのだと思います。水産高校では,漁業や航海の科目を担当する一方で,部員数8名の野球部の顧問として,毎日毎日生徒と一緒に白球を追いました。しかし,夏の大会では一回戦で大敗。それでもこの道は甲子園に通じると,3年生が抜けた夏休みも残された6人でグラウンドを走り続けました。先日,お風呂で我が家の子どもたちから,「ねえ,お父さん,子どもの頃,松岡修造のような熱血教師っていた?」と聞かれ,「そうねえ,おっかない先生はたくさんいたけど,あんな先生はいなかったかもなあ。」と答えました。でもよく考えてみると,生徒から「新米先生」ではなく「玄米先生」と呼ばれ,色黒で声が大きく,ランニングも学生たちに負けない私は,熱血教師だったのかもしれません。熱い夏が終わり,体育祭,文化祭の準備が忙しくなった10月,M先生から大学に来ないかとのお電話を頂きました。練習船で兄や父のように接していただいた乗組員の皆さんと一緒に仕事ができると考えると,すごく嬉しくて飛び上がったのを覚えています。しかし一方で,甲子園を目指す野球部員や,一緒に乗船するのを楽しみにしている漁業科の生徒のことを考えると決心がつきません。校長先生から引き止められれば残るつもりで校長室に相談に行きましたが,逆に背中を押されてしまいました。というわけで,私の高校教員生活は,スタートダッシュが終わらぬうちにゴールへ向けてラストスパートというものとなりました。3月末の離任式当日まで退職することを告げてはいけないと言われていたため,離任式当日,会議室の黒板に退職者として私の名前を見てほとんどの先生はびっくりされていました。もちろん体育館に集まった生徒たちは,私が去ることなど知らず,ぽかんとしていました。離任式では,思い出ややり残したことがたくさんあり,言葉で気持ちを説明することが出なかったため,壇上で【おいらの船は300トン】を力一杯歌いました。涙が止まりませんでした。
           大学に赴任後は,専攻科教育,練習船航海士を担当し,海洋スポーツや漂着物を通じて海への関心を高める活動に力を注いできました。特にここ15年ほど取り組んで来ました漂着物との出会いは,ナホトカ号重油流出事故の重油回収ボランティアに学生と一緒に参加したことに始まります。その後,海岸清掃活動のボランティア事務局を運営する傍ら,海ごみの研究も行い,瀬戸内海や伊勢湾の総合調査から,全国,東アジア,さらに震災後は北太平洋から北米大陸へと研究範囲も広がりました。研究で各地を訪れただけではなく,海をきれいにしたいという思いを持った人と海を越えてつながれたことは,23年前には想像もつかなかった財産です。
           一方で,研究は海ごみの実態把握から法律の制定,地域計画の策定等,次第に水産学から遠ざかっていくようになりました。また大学では,専攻科の廃止,練習船の統合があり,私の航海士としての役割もなくなりました。またいつもそばにいた熱血教師の大先輩G先生とH先生を相次いで失い,さらに平成27年度から水産教員養成課程の募集停止が決まったことから,学部における虚無感は昨年春からさらに大きくなってしまいました。
           そんな中,「大学での研究と教育は,今年で一区切りがついたと考えて,人生にまだ残りがあるんだから,元気なうちに新たなことにもう一度チャレンジしよう。」と考えるようになりました。おかげで今では,以前のように新たなエネルギーが湧いてきています。またこの一年,悔いが残らないように終わりの準備をすることができました。元気で今回も終わりを迎えられたことに幸せを感じています。この4月からは,神戸を中心に全国を飛び回ることになりそうです。全く異なる世界ですが,「心配するなら準備しろ。」これはいつも学生に行ってきた言葉です。準備には100%はありません。しっかり準備をして新しい職場でも熱く元気に進んでいきたいと考えています。
           以上,長くなりましたが,これまでたくさんの皆様に大変お世話になりました。思い出の詰まった母校の発展を祈念しております。ありがとうございました。
          2015331
          藤枝 繁

          第4回「漂着ゴミでアートする!海はひろいな大賞」

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             三重県鳥羽市にあります「海の博物館」では,第4回目となる「漂着ゴミでアートする!海はひろいな大賞」と題し,「漂着物アート作品」を募集しています。

            海はひろいな

             今,浜辺は流木やゴミであふれています。浜辺を汚しているこれらの漂着物に目を向け、自然環境とものづくりの融合をめざし,”ゴミは宝もの”を合い言葉 に漂着物を素材にした「漂着物アート作品」を募集,作品展を開催し,少しでも「美しい浜辺」を考えるきっかけにしたいとの想いから公募・作品展を企画しま した。

            募集期間:2011年4月15日−6月17日まで

            主催:海の博物館(三重県鳥羽市浦村町大吉1731-68)

             詳しくは「海の博物館」をご覧ください。


            ごあいさつ

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              海ごみ研究と漂着物に関する日々の情報を紹介します。

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